■CONCEPT
廃棄されたタンスの引きだしを本立てにつくり変えました。
引きだし部分の木が元々しっかりと組まれていたので、
そこを生かし、軽く、狭い部屋でも置き易いように考えました。
使う引きだしの数により、段数も変えることができます。
■苦労した点
同じ収納タンスから出る素材でないと、本棚として見栄えが良くないため
引き出しの形状とサイズ・材質を合わせる素材選びに苦労しました。 ■Re-arise(リアライズ)担当者のイチオシ
引き出しの内部がそのまま棚として使用出来るという、
逆転の発想により構造として美しい家具が作られました。
マックス・ビルが制作したウルム ホッカーのような、単純明快でシンプルな
その均一の造形が美しさを放っています。
元は引き出しだったため、白木作りで何の塗装もないその表面は
色を塗ることも出来ます。
機能面も十全としたしっかりとした本棚ですが、材質が軽くなっていますので、
持ち運びしやすくなっています。 ■おすすめポイント
材質が引き出しの為、軽く、コンパクトで使いやすいです。